保健師:みか
私の任地は、フィラデルフィア市です。
フィラデルフィア市は、パラグアイ西部のグランチャコにある町で、ボケローン県の県都。首都アスンシオンから車で6時間ほど、バスで8時間ほどかかります。
年間降水量は約400mm、最高気温45℃。バラグアイの中で最も暑く砂漠化が進んでいる地域です。
車が通るたび、土埃が舞います。私は少し吸い込んだだけで喉がイガイガ…
実際、喉の痛みを訴えて受診される患者さん多い印象です。
ホームステイ先から職場まで徒歩10分、通勤経路にあるお店で日用品や食料は揃います。徒歩30 分くらいのとこに大型スーパーがあります 。5ヶ月ぶりに降った雨の翌日に撮った写真。中心部を除き、道路は舗装されていないため靴が泥まみれに…
配属先である フィラデルフィア市保健所は病院+保健センターの機能があり、 乳幼児の予防接種や発育チェック、非感染性疾患への対応など、赤ちゃんからお年寄りまで全市民の健康を担っています。
まだ言葉が不慣れなので、今はpreconsultoで問診やバイタルの測定のお手伝いをしてます。
保健所の中
Preconsulto
パラグアイの母子手帳
また、配属先から約160kmほど離れたところに先住民のコミュ ニティがいくつかあり、定期的に巡回診療を行っています。
貧困地域の健康課題がある一方、栄養過多も問題になっており、糖尿病、心筋梗塞、 脳梗塞といった非感染性疾患の予防が課題になっています。
なんとなく課題が掴めてきて、あれもこれもやりたい…って先走りそうになるけど、まだ赴任して2週間!残りの20ヶ月「自分のやりたいこと」「自分にできること」「周囲から期待されてること」を勘案しつつ、活動計画の立案に必要な情報収集を丁寧にしていきたいと思います。焦らず、 poco a poco で頑張ろう!